こんにちは!しっとく管理人のmayu(@tokutokumobi)です。
レシートを1枚10円で買い取るアプリ「ONE(ワン)」が先日6月12日リリースされ、大きな話題となりましたね。
どんなレシートでも買い取ってくれるというのだから驚きです…。
しかし、アプリの配信開始から1日で予想を遥かに超える買い取りが相次いだため、一時サービスが停止されていましたが、現在はガソリンスタンドのレシートの買い取りをまた再開しているようです(その他のレシートはまだ再開は未定)
現在、サービス開始から約16時間経っており以下のような状況です。
約8.5万ダウンロード、約7万人のユーザー様から24.54万枚のレシートを買い取らせていただきました。
現在一時的にサービスを停止させていただいております。
— 山内奏人 Soto Yamauchi (@5otoyam) 2018年6月12日
お待たせいたしました。一部再開させていただきます。 #レシート1枚最大100円 pic.twitter.com/DFrUlfSSBl
— 山内奏人 Soto Yamauchi (@5otoyam) 2018年6月18日
普通なら捨ててしまうだけのレシートがお金に変わるなんて画期的すぎますよね!!!
というわけで早速アプリインストールして使ってみましたよ。
パッとみる目次
レシート買い取りアプリ「ONE(ワン)」の使い方は?
レシート買い取りアプリのONEを始めるには、まず最初にアプリをインストールする必要があります。
ONE(ワン) レシート撮影!お金がもらえる買取アプリ
WED, Inc.無料posted withアプリーチ
ONEをインストールして立ち上げるとこのような画面が出てきますので「はじめる」を押します。
携帯番号を入力します。
SMSで4桁の番号が届くので、その番号を記入します。
これでONEへ登録完了!
まずはここからと書かれた矢印の先にある「+」ボタンを押します。
すると、DMMAUTOのガソリンスタンドのレシートを撮影すると最大100円で買い取り!というバナーが出てくるので、そこを押します。
ONEからカメラへのアクセスが求められますので、OKを押します。
ガソリンスタンドのレシートを撮影します。撮影が完了したら、飛行機マークを押します。
すると、すぐに査定結果が…!なんと90円になりました!!!
と思ったのもつかの間、「お金と交換する」を押すと、このキャンペーンのレシート買取上限枚数は終了となったようです。
今回は買い取り成立!とはなりませんでしたが、ONEの使い勝手としてはとても良いです。
とてもシンプルなので、初めて使う人でも迷うことはまったくないと思います。
ガソリンスタンドのレシート買取キャンペーンは終わってしまい、現在は買い取りしてくれるレシートはありませんが、きっとまたすぐにサービス再開されるはず。
今後に期待ですね♪
ちなみにリリース直後は個人情報登録が必要(運転免許証などを提示)だったようですが、現在はこの提示は必須ではなくなっているようです。
ハードルが下がって、使いやすくなりましたね。
どうしてレシートを買い取ってくれるの?ONEの目的は一体何?
さて、レシート買い取りアプリのONEですが、
- 普通なら捨てられるレシートをわざわざお金を出して買い取るなんて怪しい…。
- 絶対なにか裏があるに違いない。
- どんな悪用をするつもりなのか、はたまた社長がれっきとしたレシートマニア?
…おそらく様々な憶測が飛び交っているかと思います。
私も安全性について気になったのでONEのビジネルモデルについて調べてみたところ、ONEが買い取ったレシートは個人が特定されない形でデータ化され、必要な企業に売却するのだそうです。
レシートというのはざっくり言うと「どこでどんな人が何を買ったのか」ということが分かりますよね。
どんな商品がどんなものと一緒に買われているのか、などの消費者の動向もわかります。
そういうデータを必要とする企業というのはおそらく「商品開発を行っている企業」「マーケティングを行っている企業」などがメインになるかと思います。
怪しいアプリかと思いきや、結構しっかりしたビジネルモデルのようですね。
ONEを開発した社長さんってどんな人?
そして、ONEがもう一つ話題になったのが開発者である山内社長のことです。
2000年生まれ、東京都出身の17歳。
6歳の頃に父親からお古のパソコンを譲ってもらったことがきっかけでパソコンの面白さに目覚めます。
その後、10歳のときに図書館で見かけたプログラミング関連の本に興味を持ち、C++のプログラミング言語を独学でマスター(すごい…)
小学校6年生のときに『中高生国際Rubyプログラミングコンテスト2012(15歳以下の部)』という大会で最優秀賞を最年少で受賞!
さらにさらに、中学校1年生でビジネスプランコンテストで優勝!
そこで優勝したことがきっかけで、ベンチャー企業から誘われ、中学3年生の時には3社のベンチャー企業を経験。
そして15歳で自分のオフィスを構え、16歳でカード決済アプリONE PAYを手がけ、1億円を資金調達(※ONE PAYは2018年4月にサービス終了)
そして、今回話題となったレシート買い取りアプリ「ONE」をリリースという流れに至ったというわけです。
まさに天才高校生プログラマー。
私が高校生の頃なんて、なーんにも考えていなかったです(比べるなんて失礼ですね…w)
そして、2000年代生まれがもう社会で活躍する時代になってきているんだなぁと。
ONEのレシートの買い取り条件面は?
現在ONEはサービスを一時中止してしまっているので、今後大きく変わる可能性大ですが、一応アプリリリース時点での買い取り条件は以下になります。
- どんなレシートでも1枚10円で買い取り。
- 一人あたりが1日に撮影できるレシートは10枚まで。
- 貯まったお金は300円から出金可能。
※出金時に手数料200円が差し引かれる
1枚10円×10枚=で1日100円稼げるということは、毎日上限までレシートを撮影し続ければ1ヶ月で約3000円稼げる計算になります。
手数料で200円差し引かれても、約2800円になるので、良いお小遣い稼ぎにはなりますね。
しかし、冷静に考えると普通に生活していたら1日10枚もレシートなんて貰わないんですよね。
今までレシートを捨てずに保管しておいた人はしばらくはそれを撮影するだけでいけちゃいますが、今まで捨てちゃってた人はなかなか1日10枚の撮影は難しいかも。
というわけで、月3000円稼ぐのはちょっと厳しいような気がしますが、もらったレシートをその都度コツコツONEで撮影しておけば、塵も積もれば山となってふと気がついた時にはちょっとしたお小遣いにはなりそうですね。
レシート買い取り貯金をコツコツためて、いくらまで貯まったら「よし、今日はちょっといつもより良いお肉を買おう」とか「美味しいものを家族で食べに行こう」とか、そういう使い方が出来るといいですよね。
しかし、ONEのサービス再開したら、レジ前の不要レシート入れの中身がごっそり無くなるとかの事案も発生しそうですね…w(良い子は真似しないように)
また「どんなレシートでも」という部分も今後サービス再開したら、ある程度条件が入りそうな予感がします。
例えば、
- レシートのインクが薄くて読めないもの
- いつ、何を買ったのかわからないレシート(食品A●円みたいな記載のもの)
- レシートの日付が昔すぎるもの
またレシートではなく領収書を撮影してくる人もいそうです。
領収書だと、金額、日付、宛名、但し書きしかわかりませんから、購買データとしては不十分ですよね。
今サービスを停止してそのあたりの条件面を再検討しているところなのかもしれませんね。
またもう1つの問題点として、例えば1枚のレシートを友人同士で回して、それぞれのスマホで撮影するような、いわゆる”不正行為”も多発する可能性が考えられます。
やろうと思えば簡単に出来ちゃいますし、仮に悪意がなくても、例えばお母さんがONEで買い取りしてもらったレシートをそのまま机の上に置いといたところ、お父さんが「お、こんなところにレシート発見!」とすでに買い取り済みなのを知らずにONEに買い取りに出す、ということもあると思うんですよね。
買い取り済みのレシートをゴミ袋から漁って、再買い取りの出す人もいるような人もひょっとしたらいるかもしれません。
こういった”重複レシート”をどう見分けて処理するのかも、なかなか大変そうな気がします。
現代の画像処理の技術でなんとかなるものなのでしょうか。人の目でチェックするのも限界がありそうですしね。
まぁ、いろいろと問題点はありそうなアプリではありますが、ビジネスモデルの着眼点としては非常に面白いと思いますし、優秀な天才高校生プログラマーの挑戦ということで、今後目が離せませんね♪
今後もONEに関する最新情報が出た場合には追記していこうと思います!